外人さんにあげたくなるような風情のある楊枝です。巻紙には歌が書いてあります。一本一本職人の手で削られた高級品
創業宝永元年(1704)、日本で唯一の"楊枝屋"がこの「さるや」。店名は「猿は歯白き故に楊枝の看板たり」という江戸の書物に書かれた一節に由来しているとか。ここで扱う楊枝とは、"黒文字"と呼ばれる上質な木を使い、一本一本職人の手で削られた高級品で、木の香りや、しなやかな弾力性・折れにくさが特徴。花柳界や料亭も御用達で、お酒の席で芸者さんが黒文字の袋に名前を書いて名刺代わりに使ったりすることもあるとか。「憎い貴方の この指さきが 忘れられないようになり」。切ない恋歌、都都逸が書かれた"辻占"を巻いたものなどもある。一番おすすめは桐箱入りの黒文字楊枝。お正月のお年賀に贈るなんて、気の利いたことをするお客さんもいるんだとか。(さっぴ)
【さるや】 tel.03‐3666‐3906
東京都中央区日本橋小網町18‐10
営業時間 9:00〜17:00 日・祝定休 第3土曜休み
東京都中央区日本橋小網町18‐10
営業時間 9:00〜17:00 日・祝定休 第3土曜休み
贈り物に使う洒落た人も
いろんな楊枝が